いい曲かいてちゃんと演奏できるホンモノのケバケババンドENUFF Z’NUFF
Party RockないでたちでBitter Sweetなメロディー
曲はPOP 音はHEAVY
アンバランスなアプローチに戸惑う人続出
ぱっくりとジャンル分けできなくて扱いが面倒クサくなったのか
それとも、、、時の移り変わりに置き去られたのか。。。
メジャーデビューアルバム[ENUFF Z’NUFF]
日本盤CDのライナーノーツにデビュー当時のエピソードが書かれています
” ENUFF Z’NUFFのデビューアルバムは多くのミュージシャンに認められ
[最近気に入っているバンド]としてよく名前が挙がっていた
Aerosmith の Joe Perryは事あるごとに彼らを称賛し
“オープニングアクトに使いたい” とまでいっていた
ところが、その半年後、
“あんなにいい音楽を作っていてアルバムも素晴らしいのに…
俺は音を先に聞いていたから、初めて見た時はビックリ…”
ついでに、とあるサイトでの投稿では、、、
「『ENUFF Z’NUFF』デビューアルバム。
80年代のハードロックのムーブメントに乗り遅れて華々しく登場。
アメリカのバンドらしからぬどこか哀愁のある曲調が特徴。
ヨーロッパでそこそこ人気があるのもうなずける。
そこらのろくに演奏できない偽物ケバケババンドと違い、
しっかりした演奏力も兼ね備えた本物のケバケババンド。(ケバケバは当時。)」
デビューアルバム「ENUFF Z’NUFF」は[New Thing] と[Fly High Michelle]の
たった2曲しかシングルカットされなかったと思う…(違ってたらゴメンナサイ)
他にもイイ曲、いっぱいあるのにね…
いやいや、捨て曲なしの素晴らしいアルバムです
[Hot Little Summer Girl]は当時センセーショナルだったアメリカンTVドラマ
[ビバリーヒルズ青春白書]のBGMにつかわれたことがあったね
mAは[For Now]が好きだな~
独特の節まわしでアクの強い曲の対局でキラリとチャーミングな光を放つメロディーを描けるのが
Donnieの才能の泉だと思う
英語の歌詞を深くわかってないからメロディーに集中できるのも一理ありますね…たぶんw
ビバリーヒルズ青春白書のBGMに使われた [Hot Little Summer Girl]
mAの知っている限りですがZ’Nuffの曲はもうひとつ
1990年公開の映画「HENRY」の一場面でラジオから流れる曲として
メジャーデビュー前の曲[Fingers On It]が使われていましたね
この曲は[ENUFF Z’NUFF]ではなく後に発売される[1985]に収録されています
映画「HENRY」
“300人以上もの女性を殺害しアメリカ犯罪史上にその名をとどろかす
実在の殺人鬼ヘンリー・リー・ルーカスを描いた作品”(Wikipediaより)
ちょうどこの頃はツインピークスがブレイクしてサイコパスサスペンスが脚光を浴びてた時期
B級映画が好きだったmAは、そんなことはつゆ知らずたまたまレンタルしたの…
((( あっっっ、、、ズナフ。。。)))
終始DarkでStuffyな映画にズナフの歯切れ良くも切ないナンバーが合い過ぎて…
泥沼にはまりかけてる彼らの不遇の境遇が合い過ぎて…
忘るるも忘れられない映画になってしまった
ビーチバレーと殺人鬼
この両極端な絵具を
ぐちゃぐちゃに混ぜた色が
彼らのバンドカラーそのものだったのかも